外国人技能実習制度とは
外国人技能実習制度は、日本が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の 経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的として、平成5年に制度化されました。
技能実習生は、制度の基本理念を十分に理解し、実習期間を通じ、実習計画並びに監理団体及び実習実施機関の指導に従い、技能等の修得又は習熟に精励します。帰国後は修得した技能等を母国の経済発展のために活かすよう、高い向上心と意欲をもつ者たちであり、単なる安価な労働力ではありません。
「出入国管理及び難民認定法」(入管法)とは、日本に出入国する全ての人々と日本に在留する全ての外国人を管理することを目的として いる法律です。2019年3月までは在留外国人に対する条項がなく、4月の改正に伴い外国人労働者の受け入れに大きな影響を及ぼしました。 この改正により外国人労働者が労働力として認められたため、私たち日本人にとっても、企業の発展に大いに貢献をしているのではないでしょうか。
介護職の追加について
他の分野とは違う扱いになっており、厚生労働省からも指針として技能実習「介護」における固有要件が出されています。
技能実習生の受け入れはどうしたらいいの?
- 外国人採用のノウハウはありますか?
- そもそも外国の人を受け入れる際の、海外と日本の窓口をご存知でしょうか?
- 技能実習生を雇用するためには、監理団体を通さなければいけません!
そのようなお困りの方々をサポートするのが、私たち日の出協同組合です。
受け入れ可能国
- インドネシア
- ベトナム
- ミャンマー
- 中国
インドネシア
インドネシア共和国の人口は、2億6千万人を超え世界第4位の人口を有し、かつ平均年齢は29歳と若年層人口が他国と比べ圧倒的に多いため、優秀な若者を長期・安定的に採用することができます。
インドネシア人の特徴
- 一般的には非常に温厚な人柄で、偏った考え方が少なく協調性があります。
- 礼儀正しいので、日本の方々とも仲良くやっていくことができます。
- 日本語の学習にも非常に熱心で、来日後も自主的に勉強を継続する実習生もおり、更に上の資格を目指す実習生もいます。
- 楽観的な一面のあるお国がらでもあり、注意されても素直に反省することができます。
インドネシア基本情報
国名 | インドネシア共和国(Republic of Indonesia) |
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首都 | ジャカルタ(1,000万人弱) |
言語 | インドネシア語(マレー語の一種) |
宗教 | イスラム教徒が9割弱であり、世界最大のイスラム国家。 但し、国として宗教の自由が認められており、国教ではない。 イスラム教 88.1%, キリスト教 9.3%(プロテスタント 6.1%, カトリック 3.2%), ヒンズー教 1.8%, 仏教 0.6%, 儒教 0.1%, その他 0.1% |
人口/面積 | 2.60億人/189万平方km cf.日本 37.7万平方km、東京2,187平方km ジャカルタの人口密度は131人/平方kmであり、東京都とほぼ同じ。 |
所得 | 中間の所得層(1.5万ドル~3.5万ドル)が、2009年の500万人から、2020年には7,000万人になると予想されている。 一人当たりGDPは、3,500ドル(cf.中国4,300ドル)、ジャカルタ首都圏は8,500ドル。但し、国民の3割は、1,000ドル未満。 |
時差 | ジャカルタ(西部)の時差は、-2時間(東部は0時間、中部は-1時間) |
政治体制 | 共和制、大統領制(1期5年で2期が最長) 歴代:スカルノ、スハルト、ハビビ、ワヒド、メガワティ(スカルノの娘) ユドヨノ 現任::ジョコウィドド |
主な財閥 | アストラ、サリム、シナルマス等の華僑財閥 |
ビジネス環境 | 世界銀行が発表する世界のビジネス環境ランキングでは、世界109位 |
在留邦人数 | 約17,000人 |
日系企業数 | 約1,700社 |
対日感情 | 非常に親日的であり、経済面でも日系企業、日本の製品、商品、ブランドは広く浸透 している。 特に自動車のシェアは高く、四輪は国内シェアの94.3%、二輪は99.7%を占める。 |
日本語 | 日本語学習者数は約74万5千人と、中国についで世界2番目 |
イスラムリスクの心配はございません
日本では職場で宗教活動が積極的にできないことを前提に、日本での生活様式に合わせるように指導することで、実習生が安心して日本で生活できます。
お祈り
通常職場では行ないませんが、お昼休み等業務に支障のない時間を利用して行うことは認めています。
ヒジャブ*
着用の有無は、受け入れされる企業様のご意向に沿うよう指導します。
*女性が頭や身体を覆う布
ラマダン*
日勤勤務では、飲食をするよう指導しています。
*毎年5〜6月のうち、ひと月間ほど行なわれる日の出から日没までの間、「断食(サウム)」として飲食を絶つこと。